育児休暇あけの復職後21カ月が経過しまして、所感

2010年1月後半からものすごくメンタル調子よく。

それは会社での自分のポジションが入社5年目、
育児休暇あけ21カ月目にして
ようやっと把握できつつある状況にあるから。

ほかにも当然複数要因あります。


たとえば、
すこーし周囲が見渡せるようになって、
会社の人とも、すこーしずつ、広がりをもって
接することができるようになって、
わたし以外の、復職した同胞も一人、二人と出てきて、
同じような悩みを共有したり、
監査の人に現状の悩みを訴えてみたりして。

「そんな被害者意識じゃいまの状態変わりませんよ」

「そんなんじゃ希望退職の候補に真っ先になりますよ」

みたいなことを監査に言われて
逆に、

「やっぱ、そうか!」

と、精神が落ち着いた、という。

この心境になるのに、
育児休暇明けから21カ月もかかった。

長かった。

産休+育児休暇中は1年くらい、
まともに会話してなかった。
会話といえば、「おむつ交換するよー」
「おしっこしたー」「うんちっちー」とかそんなんばっか。
その頭の怠け、口の怠けにより、
まず、思考処理スピードが猛烈に低下したのや、
舌がもつれて、ますます「カミカミ」な状態で、
かつ、深夜授乳で基本毎日寝不足で頭が膜張った状態で
水中にいる感覚がぬぐえず、反応スピード全体が低下して
現実のオペレーション能力も下がる、という。

立ち位置も不確かで能力も落ちている状態なので、
新卒に対してさえ、
自信をもって応答できなくなっている。ヤバイ自分。

さらに、そもそも、この不況下に、やっぱり残業させづらい
ワーキングマザーは、裁量権・職務も責任あるものを
与えづらい、すなわち使いづらい労働者であって、
ベンチャーで、復職者を迎え入れた前例のない
若い会社なんかにとっては、も・の・すっごく
お荷物なんだろうなぁ、って遠慮・気兼ねがずっとあって、
「その仕事わたしやります!やらせてください」とも
胸張って言えず、給与と職務との折り合いもつかず、
こう、ずーっとモンモンとしていた。

それらが、わりと、その「被害者意識」と冷たく指摘されて
「やっぱりそう?!」と180度方向転換できてよかった。

そうとわかれば、とっとと、こんな不毛な心境からは
抜け出すべく、あれこれ画策し、
お金もらってできる修行の場と会社を位置づけることで、
周囲の不可解なおっさんらも

「なるほど、こんなアクロバティックな返し技があるんだ」


一面的な師とし、ある種崇めることもできるようになりつつあり
おかげで、毎日が楽しくなった。出産前よりも
もしかしたら、今の状況のほうがいいかも、と思えるほどに。

とはいえ、恋愛方面は、まだまだ不安定。
仕事が軌道にのりだすと、わたしは自信と勇気がわくのだけど、
恋愛も軌道にのれば、鬼に金棒なんだけどね・。

ひとのキモチ、ナマモノだから意図せずおもわず、な
場面がたくさんあって、ギャップをいかに
課題として克服していくか、
わたしはスキルをいま、試されている!!!、


捉えることで、ちょっとは向上心を満たしてみる。