南インド旅行

人力リクシャー(約5年前のバナラシで

帰国して急性胃腸炎で下痢/発熱/嘔吐/関節痛

2007年、年明け早々、当たった。ある意味縁起がいい。
高熱のため、脳細胞がきっと何億と死んで、いらない記憶もふっとんだに違いない。病院で人生初の点滴をうけることもできた。つまり年始早々初体験もできたわけだ。

年末年始、寒い冬の日本を脱出して、南インドのコヴァラムビーチ、カニャクマリ岬、コーチンで過ごした。
スリランカエアラインを利用したので、スリランカにも滞在できた)

3年ぶりの海外旅行。約5年ぶりのインド。高鳴る期待と興奮。

んが、ITの躍進で国が豊かになったのか、南インドならではの土地柄なのか確かめようがないのだけど、5年前のデリー、バナラシと比較してすぐ気づいたのが以下のような点:

  • サイクルリクシャーの姿が消えていた(オートリクシャー:三輪のタクシーは健在)
  • 物乞いの数の減少
  • 物売り(押し売り)のアグレッシヴさの減退
  • 蠅が少ない
  • 水道水が茶色じゃない
  • 屋根つきのレストランが増えている(観光客のみならず現地人の利用客も多い)

ここは本当にインドなのか?! と私の中のインド像とどうも合致せず、最後までインドにキター! って感覚を覚えることはなかった。

けど、最終日、お香を焚きながら、ペットボトルの水(なぜかキャップのところまで水が満杯に入っている)を宿で、なんか味が変だなー、と思いつつガブ飲みしてたら、数分後、突如、胃がこみ上げて、ゲロゲロゲロゲロゲ===▼▼▼

ああ、やっぱり、インドに来たんだ!!!(ハート)
こうでなくっちゃ。

しかし、サイクルリクシャーが姿を消していて、とても、寂しい。
中国雑技団か、クジャクのように、後ろに客を7人とか乗せて、威勢良く、けたたましく罵声をあげながらごちゃごちゃした混沌とした道なき道を走っていた、やせこけたチャリのオッサンたちは今いずこ?!

ちなみに、カニャクマリ岬は、ベンガル湾アラビア海、インド洋が合流する南インド最南端の岬で、インド人観光客もたくさんいて、お参りしていた。そこには、現地人向けに、「なんでも20ルピーショップ」(屋台)というのもあって、日本でいうところの百円ショップ。品揃えは、どうも役に立ちそうもないどーしようもないものばかりだったので食指は反応示さなかったけど、そこで、「割れない皿」をバナナの叩き売り商人のごとく、皿と皿を両手にもって荒々しく何度も叩き付け、客にいかにこの皿が頑丈か、を示す、店員のデモンストレーションが笑えた。

追記:カニャクマリ岬では女子供たちに大人気で、はにかんだ様子で最初遠巻きにちらちらこちらを見ていたが、目があうと、微笑み、気づいたら囲まれていた。ほいで、彼女らは握手を求めてきたり、抱いている赤ん坊も触ってくれ、とジェスチャー。気分は力士。

そして、そして! インドのベビーは、アイメイクやらノストリルボディピアスやらしていてとても、キュート★