幽閉者（テロリスト）
渋谷ユーロスペースで『幽閉者（テロリスト）』（足立正生監督/田口トモロヲ主演）をみてきた。パレスチナの日本赤軍の運動に参加した実在の人らを題材にしたもの。
一人手榴弾の不発により自決に失敗し捕まってしまった主人公M。独房の狭い檻のなかで拷問／調教／妄想と現実が交差する描写が続くスクリーン。数十分とたたない内に、座席に固定されてる自分の身体的苦痛にあう。トレイラー見て想像したとおりのえらくキツイ映画だった。んでも、記憶／妄想のなかで走るMが開放感と安堵をもたらしてくれた。個人的には田口トモロヲは、ばちかぶりや『鉄男』より、『ポストマンブルース』や『MASK DE 41』が物語自体の作風によるところデカイんだけど好き。
ところで、頭脳警察のPANTAが俳優としても参加していて、渋くえらくカッコよかった。音楽は大友良英。ジムオルークのギターが優しい。パードン木村も参加していて、というか、挙げるときりがないので割愛するけど随分とゴージャスなキャスト。
トレイラー↓
http://www.prisoner-m.com/trailer.html
オフィシャルサイトトップページ↓
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