ノーリーズン・コカコーラ→城→アメリカ

ここ数週間コーラの日々。

炭酸ジュースは好きではなかったけど、なぜか、いま、コーラ。カロリーzeroのCMをコーラとペプシとで見かけるようになったからか。でも、やっぱり炭酸きついのはだめで、ペットボトルでそのままがぶ飲みはできず、グラスにアイスをいっぱい入れて、炭酸を薄めて飲む……。

→OUTOのライブ
http://www.youtube.com/watch?v=bNL1WS7-fpk
6分15秒くらいから「I LIKE COLA」が流れる。聞き取れるのは「I Like Cola, You Like Cola, Cola, Cola, Cola I Like Cola」。飲まずにはいられないね。

ほいで、ハードコアと言えば、強面が多いなか、システマがキャッチーでポップで愉快で異彩を放っていて、ライブむちゃ楽しく、観客は笑顔。

→Systematic Deathのライブ
http://www.youtube.com/watch?v=ikps6pqiSvQ
2分くらいで「おひさしぶりー」と言う。ハードコアだけど育ちがよい。

6分54秒あたりから「Go To N.Y.」が流れる。歌詞はやはり何言っているかほとんどわからない、聞き取れるのはひたすら「Go Go Go to N.Y. New York City」という絶叫。そういえば、このバンドの名前は「システマティックデス」。システムの崩壊。

フランツ・カフカは未完の大作『城』で神経症的に些末的に羅列組み合わせの網羅的ガチガチお役所的ルール、システムががんじがらめになった世界を提示していて、そこで主人公が違和感を感じたかどうかは知らないけど、読み手には「違和感」を感じずにはいられないそのストレンジな社会、組織とその住人たちvs個人である主人公との差異を描いたことにより、システムの崩壊、と表現する学者もいたけれど、偶然だろう、同じくカフカの未完のピカレスク小説『アメリカ』では、カフカは行ったこともないアメリカへ主人公を旅させる、Go to N.Y.,……。でも、カフカよりどうしても、「アメリカ横断ウルトラクイズ」を思い出してしまう。

ちなみに、ドクターシーラボの「Super Photo-White-Cジェルクリーム」を夜塗ってみたら、コーラのにおいがした。