陣痛から水中出産までのはなし

olita2008-03-11

陣痛を前陣痛と誤認、ヨガ教室へ…

陣痛は早朝、断続的に、すでに15分間隔くらいでスタート。しかしそれを陣痛とは思わず、「前陣痛」と誤認識。昼間は続いて「おしるし」(軽い生理みたい? 生理用ナプキンをあててみた)もあったものの、区役所でもらった本を見ると「おしるしや前陣痛から3,4日、場合によっては1,2週間後に出産」と書いてあったので、日中は自転車にのって、助産院が主催するマタニティヨガ教室へ。

ヨガ教室では、毎回レッスン後に皆で輪になってお茶しながら、一人ずつ気になることなどを話す場があり、わたしは今朝あった前陣痛やおしるしの話もしたけど、助産院さんも「大丈夫よぅ」と。「陣痛怖い痛い、って思わないで、赤ちゃんが出てくるための陣痛なんだから、ウェルカムな気持ちで」といった旨おっしゃっていたので、かなり冷静に痛みを観察出来たと思う。ほいで、またチャリンコ漕いで帰りにスーパーに寄って買い物もして、プリンを作ったりしていた。んが、日付変わるか変わらないうちにまた陣痛が激しくなってきて、時計をみるとすでに3、4分間隔になっていたので、病院へ電話し、タクシーにのって病院へ。

いきなりもう、そこは分娩室

深夜、先生はおらず(別室で待機?)、助産師さん一人のみが出迎えてくれた。元夫と分娩室でお産スタート。お腹のなかの調子をみる機器をお腹にあてたまま、引き続き陣痛の間隔をチェック。胎児の心拍数もチェック。ピークになると、胎児の心拍弱るから、もしかしたらへその緒が首に巻き付いていて、水中出産無理かも、と言われたけど、分娩台の上で仰向けになったり、よつんばいになったりしているより、プールの中の方がよっぽど楽ちん。

また、「いきみのがしがものすごく辛い」ときいていたけど、そんなこともない、というか、いきみをのがせ、という指示はなかった。むしろもっといきんで、と言われ続けた。「うんちをするときみたいにりきんでくださいーーー」、と言われ続け、3,4時間で無事出産。会陰見事内側まで裂けて、漸く先生登場。本当、途中「無理ーーーー!!!(裂けるーーーー111)」と叫んでみたけど、やっぱりね。お股を縫うですよ。

赤ん坊の頭頂部の感触は梅干し

ちなみに、助産師さんに「もう頭のぞいているから触ってみて」と言われ、お股の間に手をあてると、梅干しのような感触。「うへぇぇぇぇーーー!!!!」そして、数分後にはお股からぽわーん、と浮いてきた赤ちゃんを自分でキャッチし、へその緒ぶら下げたまま抱っこしてプールをあがり(ちなみにマッパ)、また分娩台の上へよじのぼる。しばし赤ちゃんは体重測定など。おかんは胎盤の排出および切れた会陰の縫合。個人的には破水が結構痛かった。

水中出産はお湯のなかで陣痛をこらえつつ力む場なのだけど、浮力のおかげで重力など負荷を分散できて自分のやりやすい格好に楽にできて良かったと思う。仰向けで分娩台にもちょっといたけど、すぐに辛くて姿勢変えさせてもらった。あとは、自分でお股の間から出てくる赤ちゃんの頭を触ったり、とりあげることができるのが嬉しい。また第2子を出産するときも水中出産を是非したい、と思う。