1歳半の赤ちゃんと二人旅、国際線の旅、ドイツ旅行:飛行機編

赤ちゃんと過ごす機内のこと

ドイツへ1歳半の娘と行ってきた。機内は成田からフランクフルトまで直行便のANAを利用して約片道12時間。帰りの飛行機は夜出発だったため、わりとすぐに寝てくれて楽だった。ネットではDVDプレイヤーと子供向けビデオをレンタルしたり、シールブックや新しいおもちゃ、お菓子を持ち込むといい、と書いてあったけど、ANAの座席ごとのモニターでもキッズ向けのビデオプログラムが複数用意されていたので、それを見て過ごした。お絵かきはまだできないし、本もあまり時間稼ぎできず、ひたすらおっぱいをしゃぶりつつ、ご飯を食べたりジュースを飲んだりして、膝から一歩も離れずに終わった。飛行機機内を歩きまわってぐずって大変、とかネットでは書いてあったけど、うちは女の子だからなのか、人見知り、場所みしりをするせいもあって、本当に椅子の上に直接座らせようとしても泣いてしまい、膝の上12時間の長旅だった。

バシネットを使えない場合はエルゴの抱っこ紐で乗り切る

まだ、体重が8.5kgしかないので、バシネットという赤ちゃんを寝かす台を壁につけてもらった。(事前予約必要)しかし、往きの機内ではバシネットには一度も寝かしつけることができず、ずっと膝の上で抱っこだった。バシネットはただの荷物置き場になった。テレビとバシネットを設置すると、出口がふさがれトイレに行きづらくなる。幸い私はスパッツだったので、毎回赤ちゃんを抱っこしながらテレビをまたいでトイレへ行った。また、バシネットでは寝てくれないので、抱っこしていると寝汗をかいて、赤ちゃんの頭と接触する腕や胸のあたりは赤ちゃんの汗でびっしょりになるので、ergoの抱っこ紐(ergo baby carreer)を着用したら両腕は自由になるし、だいぶ快適&楽になり、映画を一本見る余裕も出てきた。(映画を見るなんて久しぶり)ちなみにエルゴベビーキャリアは人体工学に基づいてハワイで作成され、口コミで個人輸入している人から私は購入。ネット時代は海外商品も簡単に買うことができて本当に便利だなぁ。Baby Hug
という看護師さんがお勧めするセレクトショップでも扱ってます。値段は約16000円と高いけど、おんぶにだっこに腰かけだっこに、一人で立ったままできるのがいい! 立ったまま、歩きながら授乳も可能。(実際野外授乳してるし、電車で授乳、飛行機機内で授乳、あっちこっちでやってます)

ANAの機内のキッズプログラム

機内のビデオプログラムはキッズ用プログラムもあって、機関車とーマスやぺネロぺ、ピングー、子供用英会話番組があった。娘はペネロペが服を着替えようとする番組が、ちょうど今の自分の成長の段階、興味の関心どころと一致していて、関心をもって見ていた。ほかの番組はあんまり興味を示さなかった。

スカイウォーカー、手ぶらサービスの利用

スーツケースとベビーカーとふたつを一体どうやって運ぶんだろう、となぞだったけど、日本の自宅から目的地の空港までANAのスカイウォーカーという宅配サービスと、手ぶらサービスというオプションをつけることで、スーツケースからは解放された。また、空港内では、小さな子どもや身障者向けにサポートしてくれるサービスがあって(チケット交換場所で利用するかきかれる)、飛行機に搭乗するまでと、目的地で飛行機をおりてから空港を出るまでのサポートをしてくれた。おかげで、スーツケースとベビーカーをみておいてもらってトイレにも行けた。(これ切実)

授乳中だから楽だったのかも?

泣いたらおっぱいをのめば大概ノープロブレムなのだけど、これは、ミルクの赤ちゃんや、卒乳・断乳済みの赤ちゃんたちには効かない技なのかもしれないので、その場合は、やはり、おもちゃやらお菓子やらであれこれ赤ちゃんの気をひく努力が必要なのかもしれない。