フルーツバスケット22巻

TV放映されていたとき、夕方12chでたまたま見かけた。その時の感想はぶっちゃけ「生ぬるい」だった。

宿無し/親なしのヒロイン「透君」を囲む男たち。逆ハーレム状態。異性とhugすると動物に変化する十二干支+猫に呪われた、トラウマありまくりの一族の異端者たちと同居することに。しかし、なぜか数年後、TV放映も終了して久しい頃、本屋でフラリとコミックを大人買いし、以来読み続けている。なんでだろ???

ネタバレ注意

次巻の最終回に向かって、終局に向かって、ハッピーエンドに向かって?(『花とゆめ』など基本雑誌は読まないのでわからんけど)バカスカとカップルが誕生していってます。一族の呪いも解けていってます。展開早っ! 個人的に気になるのは、一族の神様の母親、一番トラウマありまくりで、執念、業も深そうなレンさんが、どうなるのかだ。

しかし、この漫画どうして読み続けているのかなぁ、と自問自答してみたところ、「ありがとうの気持ち」とやらが全面に出ていて、どんな困難も、不当な扱いや境遇も乗り越え、許容していくヒロインたちの姿勢に、「ホ」っとするからなのかもね〜。

同じようなポジションに個人的に位置する『彼氏彼女の事情』の方も、「なんじゃこりゃ」と思いつつ、ニギニギしい学生時代をできたらエンジョイしてみたくなる気持ちを起こさせてくれた。もーし、将来子供が生まれたら、子供たちに、こういうニギニギしい青春をおくって欲しいものだ、とも思った。